東京総合医療ネットワークからのお知らせ

「特定機能病院および地域医療連携システム導入済み病院向け説明会」を開催しました。

  • 2019.11.22

東京総合医療ネットワーク運営協議会では、2019年10月30日(水)、「特定機能病院および地域医療連携システム導入済み病院向け説明会」を開催しました。当日は、31施設から66名の方に参加いただきました。

東京都医師会会長・東京総合医療ネットワーク運営協議会会長 尾﨑治夫

東京病院協会会長・東京総合医療ネットワーク運営協議会副会長 猪口正孝

東京都医師会理事 目々澤 肇 「東京総合医療ネットワークについて」

これまではすべての医療機関を対象とした説明会を行ってまいりましたが、今回の説明会では、都内の特定機能病院と、地域医療連携システムを導入されている病院の皆様を主な対象として、より具体的かつ実践的なお話をさせていただきました。

東京都福祉保健局医療政策部 地域医療担当課長 久村 信昌様
「東京都におけるICTを活用した情報共有」

東京都医師会理事 黒瀨 巌「開業医が望む地域医療連携ネットワーク」

目々澤理事は、ご講演で、東京総合医療ネットワークの現況について、「富士通の「HumanBridge」とNEC・SECの「ID-Link」間での連携に加え、第三、第四のベンダーとして、ソフトウェア・サービス「CareMill」、SBS情報システム「PrimeArch」を連携させ、病院間のネットワークの完成を目指している。」と説明されました。また、診療所からの参画方法について、取り決めや試験の実施を検討しているとお話をされました。

日本医科大学付属病院 院長 汲田 伸一郎 先生
「医療連携ネットワークの運用の現状~東京総合医療ネットワークを含めて~」

続いて、東京都福祉保健局医療政策部 地域医療担当課長 久村 信昌様からは「東京都におけるICTを活用した情報共有」の演題でご講演をいただきました。

社会医療法人社団慈生会等潤病院 理事長・院長 伊藤 雅史 先生
「医療連携ネットワークの運用の現状~東京総合医療ネットワークを含めて~」

また、黒瀬理事より「開業医が望む地域医療連携ネットワーク」の演題で、開業医のネットワークの利用にあたり【集患、患者サービス、作業効率の向上につながること】【ネットワークの利用が普及していること】が重要であり、また、【導入費・維持費が安いこと】【設定、操作、メンテナンスが簡単であること】【便利、レスポンスが早いこと】などが参加促進につながる要素ではないかとお話をいただきました。

 

併せて、「東京総合医療ネットワークの運用の現状」について、日本医科大学付属病院 院長 汲田 伸一郎 先生及び患者支援センター・医療連携部門 課長 石原 智恵美 様、社会医療法人社団慈生会等潤病院 理事長・院長 伊藤 雅史 先生及び患者サポートセンター 岡田 祥子 様より、各病院の現状についてご報告いただきました。

東京総合医療ネットワークでは、運用のさらなる拡充を目指し、今後も様々な取り組みを行ってまいります。

 

東京総合医療ネットワーク 特定機能病院 および 地域医療連携システム導入済み病院向け 説明会

 

日時:令和元年(2019年)10月30日(水)午後6時~

場所:東京都医師会館 講堂

次第:

  1. 開会の辞
  2. 挨拶
    東京都医師会会長・東京総合医療ネットワーク運営協議会会長
    尾﨑 治夫
    東京都病院協会会長・東京総合医療ネットワーク運営協議会副会長
    猪口 正孝
  3. 東京総合医療ネットワークについて
    東京都医師会理事 目々澤 肇
  4. 東京都におけるICTを活用した情報共有
    東京都福祉保健局 医療政策部 地域医療担当課長 久村 信昌 氏
  5. 開業医が望む地域医療連携ネットワーク
    東京都医師会理事 黒瀬 巌
  6. 医療連携ネットワークの運用の現状~東京総合医療ネットワークを含めて~
    1. 日本医科大学付属病院 院長 汲田 伸一郎 先生
      同 患者支援センター・医療連携部門 課長 石原 智恵美 様
    2. 社会医療法人社団慈生会等潤病院 理事長・院長 伊藤 雅史 先生
      同 患者サポートセンター 岡田 祥子 様
  7. 質疑・応答
  8. 閉会の辞
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