東京総合医療ネットワーク
運営協議会 会長
東京都医師会 会長
尾﨑 治夫
ネットワークを通じて医療機関同士がつながることが、都民へ質の高い地域医療を提供することにつながる
東京総合医療ネットワークに日頃より熱いご支援を賜り誠にありがとうございます。
東京では、急性期医療において都心部に患者さんが集まる一方、慢性期医療では逆に多摩地区や隣県に転院するといった現象がございます。
患者さんが都内のどの医療機関を受診しても、それまで受けた自身の医療情報を医療提供者に開示できるシステムの必要性を痛感し、平成27年より東京都全域をカバーできるネットワークの構築に努めてまいりました。
東京総合医療ネットワークでは、高コストになりがちなセンターサーバー等を設置せず、既存のシステム同士を繋ぐことでネットワークの持続性を確保しており、運用改善や利便性の向上を図りながら今後も異なる地域医療連携システム間における連携可能項目の拡大をすすめてまいります。
東京総合医療ネットワークのスローガンは「カルテをつなぐ、人をつなぐ」です。ネットワークを通じて医療機関同士が相互理解を深め円滑に連携することが、都民にとって安全で安心できる質の高い地域医療に繋がることを切に願っております。
東京総合医療ネットワーク
運営協議会 副会長
東京都病院協会 会長
猪口 正孝
患者さんを中心としたネットワークを東京の医療機関で育てましょう
平素より東京総合医療ネットワーク運営協議会活動にご支援ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
東京都病院協会では、東京都医師会と一緒に東京総合医療ネットワークの事業の歩みを進めております。
新型コロナウイルス感染症の影響により、感染の機会を減らすため、対面で会うことや手紙などのアナログによる情報伝達の代替え手段として、医療機関のデジタル化がより一層求められています。
改めて、東京にデジタルネットワークの必要性を実感した次第です。
デジタルネットワークの構築は、患者さんにとって、東京で切れ目のない医療提供につながります。
また、東京総合医療ネットワークへの接続に向け東京都からの支援もいただいております。
この機会に、東京総合医療ネットワークへのご参加をご検討いただき、患者さんを中心としたネットワークへの寄与にご協力をお願い申し上げます。
「東京総合医療ネットワーク」の取組に期待します
東京都知事